バレエスタジオ施工事例

バレエスタジオ

EMA Ballet Aterie

地域    埼玉県戸田市

工期   22日間

費用   3,900,000円

 

 【施工内容】

S造1階  86㎡

・隣接テナントを解体して既存スタジオを拡張

・新規床は置床下地、既存スタジオ床はアンダーレイシートを追加

・2面の鏡は別途お客様手配




 お客様との出会い

 

 

EMAバレエアトリエ主宰の中川絵里菜先生からはメールに続いてお電話でご相談をいただきました。

 

「今使っているスタジオのお隣が空くので、壁を抜いて広げたいんです・・・」

 

どおやら大家さんの方から、「隣も使わないか?」と持ちかけられたようです。

とてもレアでユニークなケースです。

一体どういう状況なのか興味をひかれつつオーツカは現地に向かいました・・・

 

 

現地調査

拡張工事前のスタジオ

戸田公園駅から徒歩8分の現スタジオは鉄骨造の1階部分。周囲は道路と路地に囲まれて防振防音の心配のない理想的な立地でした。

 

その上、元は町工場と言うだけあって、天井高は3m!

 

他のスタジオの先生達がうらやむようなこの物件は、お子さんの送り迎えの途中偶然見つけたもの。

そして今回大家さんからスタジオを広げる提案をいただいたそうです。

 

「発表会も控えているので、急いではいません。工事費用のこととか、工事中レッスンの代講場所の事とかいろいろ情報を整理して考えていきたいんです」

 

実際にお会いした絵里菜先生は、ホームページに載っている綺麗なだけの先生ではなく、しっかりしたビジネスマインドをお持ちの先生でした。

 

 

解体して繋げようと考えているお隣の事務所

お隣は普通の事務所仕様で、トイレに流し台、什器類が残ったままの状態です。

これを解体したらどんな空間が広がるのか想像しながら絵里菜先生と打合せを進めます。

 

「今のスタジオと事務所と、どちらのトイレを使いますか?」

「エアコンはどうしますか?今と同じルームエアコンを使いますか?それとも動力を活かして業務用エアコンをリース契約しますか?」

 

現調後もこうしたやり取りをメールで交わしながら、実際に必要な設備とスペックを絞り込んでいきました。

 

 

工事が始まって

とにかく解体

我々施工業者は図面をみれば立体や完成の様子がイメージできます。でも普通の人でそれが出来る人はほとんどいません。だからスタジオリフォームではいち早く解体して、広々したスタジオを見ていただき、実感してもらう事が大事な儀式です。

 

 

レイアウトを決める

解体後の現地を見てイメージが共有出来たところでスタジオのレイアウトをスケッチにします。

絵里菜先生からはバックオフィスの造作イメージが送られてきました。

 

 

細かいディテールを決めていく

オーツカが提案したい事と先生が実現したい事

それをお互いが細大漏らさず共有するのはなかなか難しいものです。

たくさんスケッチを書いてイメージを深めていきます。

 

 

イメージしにくいものは実物模型で確認

スケッチで全体のイメージが掴めますが、果たしてその寸法で使い勝手の良い部屋が出来るのか?

難しい問題ですよね。

バックオフィスの壁の大きさと位置、ガラス面の大きさを感じてもらうために、垂木と薄ベニヤで実物模型を作りました。

絵里菜先生が希望しているトイレの手洗いカウンターが設置可能かどうか、実際に便器を仮置きして調査しました。

 

 

インテリアエレメントを選ぶ

今回のコーディネートのベースになったのはリノリウムの色。

「ピンクは無いんですかね?」

というご希望からシンコールのPリュームを提案しました。バレエや舞台用に特化した商品ではないのですが、多目的に使える床材です。実際に滑りやすさとか踏み心地を確認してもらって採用となりました。さらに足腰の負担が少ないようにアンダーレイシートも敷く事になりました。

 

計画当初から

「可愛くなりすぎず、大人っぽいスタジオにしたい」 そう言っていた先生。

輸入壁紙やシャンデリア、アンティークのドアハンドルを使ったシャビーシックで素敵な空間になりました。

 

 


工事中のエピソード

・「美しく」が工事のキーワード

絵里菜先生は「美しく」が口癖。

ブログには「バレエを通して美しい人になって・・・」

現地で打合せしている時は「こっちの壁紙の方が美しく見える・・・」

と「美しい」を多用されます。

オーツカもマサコさんもすっかり影響されて、建材や住設を選ぶ時には使いやすさや機能だけではなく

「どちらの方がより美しいか?」という基準で工事を進めさせていただきました。

EMAバレエアトリエさん以降のスタジオ工事では僕らも「美しい」を連呼しています。

 

 

・40センチも背の高い鏡

スタジオに通う生徒さんの関係者に鏡の施工業者がいるという事で、鏡工事は別途施主工事でした。

その鏡の大きさはなんと高さ260センチ!普段オーツカが提案している鏡の高さが床から220センチですから40センチも大きい!

4人掛かりじゃないと持てないし、EVには乗らない、階段の踊り場で回れない、路面店舗だからこそ可能なビックサイズです。

 

だいたい100㎡までのアクティングエリアであれば、ダンサーの姿を映すのに220㎝の高さがあれば十分です。それ以上の高さがあっても天井ばかりが写るのでレッスンにはあまり貢献しません。

「リフトをする時くらいしか役に立ちませんよね・・・」

本当に260㎝の鏡が必要なのか確認してみると

 

「私リフトされるの好きなんです!」

 

ああ、そうなんですね~

 

 

 

・好きなものに囲まれて

輸入壁紙を選んだころから、絵里菜先生のインテリア選びに拍車が掛かってきました。


手洗いカウンターセットや照明器具など、見つけたWEBサイトのページを次々送ってこられます。

それをスマホでチェックする作業は、まるで一緒にウィンドウショッピングをしているような感覚でした。
ただ女性の買い物に同行する男性の心理は往々にして・・・ですけどね(笑)

でもまさかWEBでこんなにお洒落な水栓がお手頃価格で手に入るなんて、目から鱗の発見でした。
おかげでEMAバレエアトリエさん以後のスタジオ作りではWEB商品をどんどん提案させていただいております。

 

そして工事の後半で依頼された、更衣室ロッカーはオーツカもマサコさんもお手上げでした。
コクヨなどの事務什器では武骨だし、アスクル等でさがしても鍵付きでお洒落なロッカーは見当たりません。

WEBで検索しても該当なし、いよいよ諦めていたところ絵里菜先生が大活躍!
ハートデザイン研究所さんを見つけてきました。

アンティーク調でしかもフルオーダーの更衣ロッカーのおかげで、トイレの真向いとは思えないリラックスした素敵な空間に出来上がりました。

 

本当に絵里菜先生の「好きなものを探しだす」能力には脱帽です。

 

 

・幻の移転案

 

スタジオ作りは余裕を持って取り組みたいというお考えから、早い時期からご相談を受けておりました。工事着工の5か月前からです。実はその間に、より駅近の路面店舗物件の出物がありました。同じリフォーム費用を掛けるのであれば、いっそのことスタジオ移転もありかとそこも現地調査に行きました。アクティングエリアが広く取れ、東西の引っ込んだ部分が丁度バックヤードにも使えそうです。ただ、あまりに天井が低い。点検口から覗くと大きな梁が見えます。大通りに面している魅力的な物件だったので、絵里菜先生も諦めるのにかなり時間がかかった様子でした。

 

 


 先生の声

 

バレエの床など専門知識が必要になる事が多く、一般的な建設会社さんでは施工事例がない所が多く不安でした。

またバレエ専門の業者さんですと大分に高額なお見積りで予算オーバーでした。

そんな時「バレエスタジオ改装工事」で検索したところエーゼン大塚建設さんの施工事例のページにたどり着きました。

お写真が多く掲載されており、施工イメージが付きやすかったです。すぐにメールさせていただきました。

大塚さんの姿勢とお人柄、お見積り、全てにおいて素敵だと思い依頼しました。いそがしいスケジュールの中臨機応変にご対応頂いたり、こちらの難しい相談にも何度もお付き合いくださった姿勢にとても安心して工事を依頼することが出来ました。

 

バレエスタジオの生徒たちは「広いー!キレイー!!」と大喜びしています。

床のクッションも足に優しくポワントワークも負担になりません。

とにかくみんなの大好きなスタジオになったようで私もとても嬉しいです。

面積を心配していたトイレも問題なく快適に使用しています。

外灯も防犯になり助かっています。

そして保護者の方々も大変気に入っていただいたようで「広くしてくださってありがとうございます!娘も喜んでいます」と言うお手紙やメールをたくさんもらいました。

 

体験や入会も4月中とても多くあり一ヶ月でまた生徒が増えました。

大塚さんそしてマサコさんの支えと知恵を沢山絞り合ってくださったおかげと思います。本当にありがとうございました。

 

~EMAバレエアトリエ 中川絵里菜~

 

 

生徒さん達から感謝のカードをいただきました。
めっちゃ嬉しいです!

 

これからもEMAバレエアトリエさんのご活躍を応援しております!