スタジオ作りに対して


パウダールーム

「よそのスタジオとは違う、生徒たちのモチベーションも上がるようなスタジオにしたい!」

 

最近の先生方からはスタジオ作りに対する情熱がひしひし伝わってきます。

 

友達に自慢できるようなスタジオなら子供たちも嬉しいし、レッスンにも集中できる。

自分たちのペースで楽しく通いたい大人バレエの生徒さんには素敵なパウダールームが欲しい。

外観はバレエスタジオっぽくせずお洒落なカフェ風にしたい・・・など様々。

 

でも先生達の思いはあまり受け入れられず、あるバレエ専門の施工会社からは

「バレエスタジオは踊りやすい床と鏡があれば十分だ」と一蹴されてしまったそうです。

 

そんな考え方ってあり得ないでしょう。怒りを通り越して、あきれてしまいます。

ではバレエスタジオマイスターならどうするのか?

 

1.先生達のこだわりをしっかり聞く

2.実物でイメージを共有

3.コストを掛けずに素敵な空間にするアドバイス

4.先生たちと一緒に作り上げる

5.見えないところのスペックも高く

 

 

こんな立ち位置で、スタジオ作りの相談から施工まで先生たちに寄り添います。 

だってエーゼン大塚建設はもともと住宅リフォーム専門ですから、こだわりのリノベーションなど得意中の得意です! 

 

1.先生たちのこだわりをしっかり聞く

 

・スタイリッシュでカッコいい内装にしたい

・白色のみの照明は冷たい印象だから、電球色を混ぜたい

・あまり可愛らしくなりすぎず、おとなカッコイイ雰囲気にしたい

・汚れてもいいのでリノリウムは白にしたい

・手洗ボウルはピンクがいい

・鏡のさらに上に斜めに鏡を貼って欲しい

 

こうした要望は着工前から出ていたものではありません。工事が進むにつれてイメージがどんどん膨らんで行ったのでしょうね。 途中から出て来た要望です。というか最初からすべてを決めるなんて私達プロでも難しい作業です、建築に不慣れな先生方が後から希望を追加したり変更したりするのはごく当たり前の事です。

 

バレスタジオマイスターは工事費がアップしないように計算しながら、ギリギリまで決め事を延ばします。その間に先生たちとディスカッションを深め、ぼんやりしていたイメージを具体的なものに形作ります。

 

 

 2.実物でイメージを共有

 

プラン図だけでは伝えつらい壁の位置、扉の場所、鏡の高さなどは全て現地でプレゼンします。

 

壁の位置は床に養生テープでレイアウトし

扉の場所はボードを貼る前に再確認。わかり辛ければ模型を作って大きさを体感していただきます。

鏡の高さも姿見を壁に立てて高さを見ていただきます。

 

建築のプロであれば平面図と立面図を見て、頭の中で3Dに組み立てる事が出来るでしょうけれど、一般の人にはなかなかイメージ出来ません。たとえ建築パース図を使っても実際の感覚にはつながらないでしょう。バレエスタジオマイスターはプラダンを使ってバンバン実物模型を作ります。お忙しい先生方には大変申し訳ないのですが、可能な限り現場に来てください。その分満足の行くスタジオが出来上がりますから…

 

 

 3.コストを掛けずに素敵な空間にするアドバイス

 

例えばため息が出るくらい素敵な輸入壁紙、部屋中に貼るのは予算的に無理だとしても、アクセントとして使う事は可能です。あまりこだわらないバックヤードの内装はそのままにして減額、代わりに輸入壁紙を使えるように予算調整するとか。職人さんの工種を減らして無駄を無くす代わりに、親方たちに存分に腕を振るってもらうとか。お洒落なシャンデリアをWEBで探して先生たちから支給していただくとか・・・

 

工夫するポイントは沢山あります。

初期費用を抑えるのであればエアコンなどはダメもとで大家さんに付けてもらうように交渉されてはいかがでしょう?

NGだった場合でも、業務用のエアコンを買うのではなくリースで設置するという方法もあります。リースなら経費計上も出来るしキャッシュフロー的にも経営に優しくなります。

 

 

 4.先生たちと一緒に作り上げる

 

 

理想のスタジオ完成を目指して先生方とコミュニケーションを深めていくと

「DIYでやってみます?」と提案したくなる事が多々あります。

それは自分たちのスタジオを自分たちの手で作ったんだ!と言う掛け替えのない体験、仲間との一体感が得られます。塗装の塗りむらも「いい味わい」になります。

 

エーゼン大塚建設はもとからDIYファンを熱烈応援していますから、DIYの当日も何かにかこつけて現場に行っては裏方でフォローさせてもらっています。 

 

 

 5.見えないところのスペックも高く

 

バレエスタジオで最も重要な防振床。実物大の防振床テストで仕様を決めても、実際に設置し始めると上手く納まらないところが出て来ます。そんな時こそバレエスタジオマイスターの真骨頂です。ゼネコンの監督時代にRC(コンクリート)造物件を数多く新築し、実家の工務店ではS(鉄骨)造を手掛け、独立後は既存建物のリフォームを17年続けたキャリアがあります。実務経験とあまたの引き出しをもつ一級建築士です。そのマイスターが自ら設計、監督するのですからとてもスペシャルな事です。

 

工事中想定外のトラブルに見舞われても、建築基準法、消防法、耐震構造、設備配管などをクリアしながら最適な対応を指示出来ます。

そしてそれを見事に施工してくれるのがチーム大塚のメンバーです。

 

 


スタジオ作りに対して