こんにちは!
バレエスタジオマオイスターの大塚健太郎です
「新しく箱(スタジオ)をかまえるんですが、今あるスタジオの床を移設することは出来ますか?
解体の業者に聞くと無理だと言われて・・・」
そんな社交ダンスの先生の悩みにこたえるために現地で調査をしました
「レッスンに支障のない場所で30センチ四方の穴を開けたいのですが、どこにしますか?」
オーツカが心配する下地の状況はこうです
もし無垢フローリングの下にクッション性の高い防音マットが使われていたら
残念ながら取り外しは不可能です。
全面にボンドが付いていて剥がれないから・・・
木造住宅と同じ工法で下地の合板に釘と少々のボンドだけで止まっていれば
綺麗に取り外すことが出来るかもしれません。
ただ、当時床を貼った大工さんがベターっとボンドを付けていたらかなり厄介です。
バールでこじるとバキっとフローリングが割れてしまいます。
そんな心配があるので、まずは事前の現地調査が必要なわけです。
「受付カウンターの足元ならOKです!」
了解です、マサコさんのいるカウンターですね
このカウンターを手前にずずっと引きずり出して
丸ノコで穴を開けます。
幸いなことに、昔ながらのスクリュー釘を使っていました。
しかもボンドは申し訳程度に!
これなら床全体の9割は再利用できる計算です。
良かった!
ちなみに下地のベニヤも穴を開けて、防振床の造作を確認してみました。
今の置床に似ていますが、当時は樹脂の脚にベニヤを重ね貼りして作られていたんですね。
建築の歴史を感じます。
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バレエスタジオマイスターの大塚健太郎がしっかりお話しをうかがいます。