誰でも出来るバレエスタジオ物件選びのポイント【床編】

 

こんにちは!

バレエスタジオマオイスターの大塚健太郎です

 

 

新規のお問合せでこんなメールが届きました

 

「検討中の物件が防振防音の床になっているそうで・・・」

 

概算見積もりが欲しいと希望される先生からでした。

 

 

バレエスタジオの改修工事で大きくウェートを閉めるのが防振の床とリノリウムそして鏡の3点です。

借りようと検討している物件の床がすでに防振対応されていれば、初期費用を抑えられますので嬉しい状況ですね。

 

ただ問題があるとすれば

その情報がどこまで信用できるか?

という事ですよね

 

事務所仕様で綺麗にリフォーム済の物件の場合、この部分の判断がとても難しいんです。

恐らく、仲介の不動産担当者は悪気がなく 「防振防音の床仕様になっています・・・」

と言っているんでしょうね。

 

OAフロア仕様の事務所の場合、こんな勘違いが起こりえます。

 

OAフロアと言うのを改めて説明すると

事務所のレイアウトを自由に変えられるように床を嵩上げしたフロアの事を言います。

浮かした床下のスペースに電気の配線・電話線・PCのLANケーブルなどを転がすための床です。

 

上の写真で写っているのが樹脂製のOAフロアです。

足元にゴムキャップを履いているのがわかりますでしょうか?

このゴムキャップを指して「防振性がある」とか「緩衝タイプ」と表記されている商品があります。

 

ただ注意して欲しいのは

それはあくまで一般のオフィスとして使った場合の事です。

バレエのレッスンにはとてもじゃないですが防振防音しきれません。

 

何度も言いますが

仲介の不動産屋さんは悪気ないのです。

単純に知識不足なだけです・・・

 

ちなみに写真のような樹脂製のOAフロアも問題ですが

鋼製のOAフロアだと絶望的です。

 

ではどうしましょうか?

それをお伝えする為の今回のブログです!

 

簡単な確認方法をお伝えします。

こうしたOAフロアは、ほとんどタイルカーペットが敷いてあります。

内覧に行ったらこのタイルカーペットをめくってみてください。

鉄板が見えたらそれは鋼製のOAフロアで防振性能は全く期待できません。

樹脂(プラスチック)が見えたら樹脂製のOAフロアでこれも駄目

 

もし、ベニヤ板が見えてたら期待できます。

そこでジャンプしてみてください。

適度な弾力が感じられたら、おそらく万協のフロアシステムのOAフロアです。

これなら防振性能が期待できます。

 

 

「こちらの物件は防振対策済みですよ」

と案内されたら、念のためタイルカーペットをめくって飛び跳ねてみましょう。

 

こんな簡単なチェックで、バレエスタジオとしての床面への初期投資が必要か否か判断できますよ。

 

 

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