バレスタジオに必要なスペックは?その1

バレエスタジオ施工

こんにちは!

バレエスタジオマイスターの大塚健太郎です

 

今日は生徒です。

今年4月にオープンした高田馬場のワイデワンさんでのレッスン

その潜入調査も18回目となりました。

 

おくびもなく言っちゃいますが

結構頑張っています!

 

ただ、当初の目的だった

スタジオの使い勝手のリサーチは思うように進みません

何故って

自分自身のレッスンが精一杯で、とてもとても鏡やリノや照明にまで

チェックが及びません(汗)

 

 

 

 

そうは言っても18回通ったなりに発見もありますので、今日はそれをご紹介いたします。

 

1.鏡について

2.リノリウムと床下地について

3.照明について

4.天井高について

5.音漏れについて

 

 

ダンススタジオ施工

【鏡について】

 

100㎡までのスタジオであればレッスンに必要な鏡の大きさは210㎝で十分です。それを床から10センチほど上げて取り付けるのが理想です。

 

実質鏡の天端が220㎝になります。

リフト以外の踊りやポーズは全身がしっかり写る大きさです。

 

床から10㎝上げるのは鏡を保護するためです。

鏡を床まで降ろしてしまうと、バレエバーのスタンドを片付ける時にうっかりぶつけて破損するかもしれません。

 

10㎝浮かした部分は、床のリノリウムと同じ色に塗っておくとレッスンをしていて違和感を感じません。

 

「鏡は大きいほどいい」 とお考えの先生もいらっしゃいます。

確かにスタジオが広々して気持ちがいいです。

 

でも、実際のレッスンでは220センチ以上の鏡部分には踊っている姿は映りません。

天井の高いスタジオでバンバンリフトの練習をしたいという以外は、あまり必要ないかもしれません。

 

ちなみにワイデワンさんの鏡は、上部を斜めに取り付けています。

青山先生のアイディアですが、施工時は「どんな役に立つの?」 と思っていました。

 

この斜めの鏡ですがストレッチの時に大活躍です。

先生からは生徒の、生徒からは先生のストレッチの様子が俯瞰でチェックできます。

 

また、スタジオの鏡はレッスンの熱気で曇ると、文字が浮き出てきたり、縞模様が出たりします。

これは納品時に書き込んだチョークの油分や養生フィルムの糊の成分が残っているためです。

そこだけ曇らないんですね。

そんな時は硬く絞ったウエスでふくか、アルコール除菌シートで拭くと綺麗になります。

市販のガラスクリーナー系の洗剤だと返って油分が広がる事がありますのでご注意ください。

 

 

今日はここまで

 

【リノリウムと床下地について】は次回お伝えしますね!

 

 

ところで、このワイデワンさんの雰囲気くせになります。

厳しいレッスンでも楽しく続けていけるのは

こうした明るい教室の空気かもしれません。

バレエを始めてわかったんですが

オジサン生徒さんも沢山いるんです(^^)

 

ワイデワンさんのブログはこちら

 

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