実物模型でスタジオのイメージをつかむ

バレエスタジオ施工

 こんにちは!

バレエスタジオマイスターの大塚健太郎です。

 

折角自分のスタジオをオープンするのだから

ダンスエリア、アクティングエリアは少しでも広くしたい

更衣室は生徒さん達が快適に使えるもので子供たちのレッスンを見守る、お母さん達のウェイティングスペースも欲しい!

先生方はそんなあふれる思いでスタジオ作りに夢の膨らませています。

 

限られた面積の中で最高のスタジオを作りたい!

 

図面上のプランで本当に満足できるかどうか?

それを肌で感じるためには実物模型が一番です。

 

イメージスケッチや3Dパースも使いますが

建築のプロでない限り、そのパースから実際の広さ感や使い心地を正しく想像することは難しいでしょう。

でも、実物模型なら誰が見ても完璧にイメージ出来ます。

 

 

 上の写真はアクティングエリアの奥にあるバックヤードです。

このパーテーションは仮設でこしらえたもので、腰壁部分は床の養生シートを貼り付けてあるだけです。

 

この日、講師の先生がカーテン屋さんに採寸してもらうとの事だったので

壁の位置、高さを確認してもらうために急遽作りました。

今回特に私が気になっていたのは、カーテンの上につく装飾のバランス部分です。

(カーテンボックスの代わりにカーテンの生地がぐるっと囲っている装飾)

 

門型の見付けの厚さと、バランスが付く鴨居部分の横幅は

どの位にすれば取り付けたカーテンが美しく映えるかをカーテン屋さんの担当者に聞いてみました。

電話では上手くやり取りできなかった納まりも、実物模型を見ながらではスムーズに決まります。

「柱の外側ラインで鴨居を止めていただくと、バランスの仕上がりが綺麗に見えます」

「ではそうしましょう!」

 

 

講師の先生も、模型を見ながら

「腰壁はもう少し低く出来ますか?圧迫感が減るような気がするんです」

「もちろんです、では20㎝くらい下げますか?」

 

 

そんなテンポのいい会話が交わされました。

テンポが上がったついでに、トイレのカウンター付き手洗いにも話題が広がります。

先生はWEBで見つけた可愛らしい手洗いが果たしてここのトイレに納まるのかが気になっていました。

すると気を聞かせた大工の親方がパタパタっと模型をこしらえてくれました。

 

 

 

奥行き130センチのミニマムなトイレに手洗いが付くのか?

バレエスタジオ施工

ボードと垂木で再現された現物模型には私もビックリしました。

 

図面で書くと、とても使いにくいサイズだったのですが

現物を前に、立ったり座ったりシュミレーションしてみると

男の私でも不自由なく使えました。

 

 

う~ん、素晴らしい!

現物で確認しながらスタジオ作りを進められるって最高に贅沢ですよね(^^)

こちらのスタジオ完成が待ち遠しいです。

 

EMAバレエアトリエさんのブログはこちらから

http://ameblo.jp/erina-babydoll/entry-12136151528.html

 

 

 

 

 

 

 

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